先日お知らせした史上最高額のダイヤモンド落札の詳細です。
1992年デ・ビアス鉱山で発見された132、5ct(カラット)のピンクダイヤモンド原石は、その後2年以上の時間をかけて59.6カラットに仕上げられました。
そしてこのたび11月13日、サザビーズのオークションでジュエリーとしては史上最高額8320万ドルで落札されたのです。
オークションには4人が参加、最終的にIsaac Wolf氏が開始後5分で落札しました。
このInternally Flawless,fancy pink diamond は ”Pink Dream”と名づけられたのです。
これまでのジュエリー関係での最高落札価格は数年前にGraff社が出品した24.78カラットのピンクダイヤモンドで価格は4620万ドルでした。
この前日のクリスティーズでのオークションでもカラッとあたり史上最高額のオレンジ・ダイヤモンドが落札(既報)されたように、今年に入り、世界は一級品、逸品のコレクションに対しての投資家の意欲はすさまじいものがあるようです。
色々と複雑さを増すばかりの世界情勢、政治や経済問題を抱えて、金融資産や不動産投資からマネーは現物資産へその軸足を移してきている証でもあります。
今後、今以上に益々希少ダイヤモンドへの関心は高まり、価格も高騰していくことは間違いありません。
高品質で大粒のダイヤモンドはいま、まさに資産保全の究極の手段として脚光をあびている事を改めてお伝えしておきます。
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