2013年12月26日木曜日

2013年を彩ったダイヤモンドニュース


昨日はクリスマス、世界中でクリスマスのミサが行われ、キリストの生誕をお祝いし、家族が集まっての団欒、そして子供たちにはプレゼントが届いたことでしょう。
富める人もそうでない人も、家族のある人もない人も、世界中のすべての人に幸せがいきわたることを祈りましょう。
さて、今年も後数日になりました。
ジュエリーニュースも、今年を総括する話題でにぎわっています。
世界を驚かせたダイヤモンド発見やオークションでの目を瞠るような高額落札、そして少年少女にによるダイヤモンド発見というほほえましいニュースなど。
今年のジュエリーブランド検索(人気?)ランキングやショップランキングなどです。
これらを見ているとなんとなく今年はどんな年であったのか、解る気がします。
世界はいま大きく動いていますね。様々な問題を抱えつつではありますが、誰もが未来を信じてこのクリスマスも迎えたことでしょう。
そして、不安で厳しい情勢の中であってもジュエリーは人々にとって、変わらない存在であったのだと思います。
何故でしょうか?
誰であれ、光り輝くダイヤモンドやサファイア、ルビーを見てその美しさに魅了されない人はいないでしょう。
私は宝石なんか要らないわ、という人であってもその美しさは理解できると思います。
数億年をの時空を超えて地球が生み出したこれらの宝石たち。熟達のカッターによりその美しさを引き出され、持つ方の幸せを願って製作されたジュエリーが人々の心を捉えないことなど、ありえないことです。
生涯を共にする伴侶に、生まれてくる子供に、二人の記念日に・・・、ジュエリーはいつも特別なときに特別なものとして存在してきました。
表しきれない感謝を、愛を人々はこのジュエリーに託してきたのです。
それはいつも「特別なもの」なのです。
皆さんがこれからも益々ジュエリーを愛してくださるように、私もこのブログで発信し続けていきたいと思います。

2013年12月8日日曜日

好調な売れ行き~アメリカのクリスマス商戦

クリスマスを控えてアメリカでは、年間最大の商戦期を迎えています。
各地のジュエリーショップ、そしてネットショップも消費者の旺盛な消費意欲のお蔭で売上をどんどん伸ばしているとの事です。
そんな中、話題に上っているニュースを紹介します。



まずは、310万ドル(3億1千600万円)のダイヤモンドブーツ
ベルギー・アントワープでは、総計1550カラットのダイヤモンドを使用したダイヤモンドのブーツ(長靴)が売り出されました。1550カラットのうち、39.083カラットは天然ファンシーカラーダイヤモンド(シャンペン、グレーそしてピンクカラー)、およそ3万時間を費やして製作されたそうです。




こんなのよりもっと高いのがいいわ、というあなたにご用意しました。




 アメリカのラグジュアリーウェブサイトVeryFirstToが売り出したのは、4600万ドル(4億6千920万円)のクリスマスリース(花輪)です。
16個のルビー、32個のダイヤモンドがちりばめられたこのリース、総計のカラッとは138カラット、
その中にはルビーが17.49カラット、ファンシーイエローダイヤモンドが3,03カラット含まれています。



誰がこのクリスマスプレゼントを手にするのでしょう?シンデレラはあなたですか?

アフリカの希望の星天国へ~ネルソン・マンデラ氏死去

去る12月6日、南アフリカのみならず全ての虐げられた人々の希望の星であった、ネルソン・マンデラ氏がなくなりました。
世界中がその死を悼んでいます。
アパルトヘイトに対して抗議し、永い年月の投獄にも屈せず、暴力で無く平和的な手段で南アフリカ大統領 になり、黒人の解放、人種による差別、人類の平和と平等のために最後まで力を尽したのです。
ダイヤモンドに関しても、いわゆる「血のダイヤモンド」などの問題に対しても憂慮し、映画「Blood Diamond」には、世界中に誤解を与えかねない、とのコメントも出しています。
世界ダイヤモンド会議やデビアス、などダイヤモンド業界も声明をだし、その死を悼んでいます。
今も世界は人種、宗教、資源、など様々な要因であちこちで紛争があります。
私たちは、この様な偉大な人を失った今、小さい力かも知れませんが、世界の平和、飢餓、殺戮、
差別、搾取などの問題に関してそれぞれが関心を持ち、世界が良い方向に行くように改めて思いをいたし、行動していこうではありませんか。
そう、いつやるの? いまでしょ!