2013年10月10日木曜日

何故いまダイヤモンドなのか?

標題の話に移る前に、今の世界で起きていることを考えて見ましょう
現在問題となっているアメリカのデフォルト、危うかったギリシャやスペイン、中国の地下銀行~いわゆるシャドーバンク問題、そして過去にあった銀行の預金封鎖(日本では1946年)、など、世界の多くの資産家は、先を争うように現物への投資にかたむいている。
海外の不動産、絵画や骨董などの美術品、金(GOLD)の備蓄など、より安全で確実なものへとマネーは動いています。
日本でも例外ではありません。国内の不動産、株、預金など日本円建ての資産が、ある日全く役に立たなくなる、あるいは紙くず同然の価値に下落する日が来ないといえるでしょうか?
中国の富裕層を見てみましょう。
彼らは中国という「国」自体を信頼していませんし、勿論中国元への信頼は殆ど無いに等しいと考えています。ですから、現在の世界情勢を見る限り、また今後の体制の変化を考えるとき、自分たちの資産を最大限守るために何をしているか・・・。
家族はアメリカやカナダに住まわせる。住宅を購入する。その他投資用不動産を購入する。海外で出産し、その国の国籍を得る。永住権を得る。香港などで元をUSドルに代え、密かに海外へ持ち出す。GOLDや美術品などをオークションなどで競り落とし、とにかく現物資産を増やす、ということをしています。そのため、オークションなどでの落札価格はうなぎのぼりになり、更に品不足という状況にまでなっています。
Smithonian museum "HOPE DIAMOND"

この記事をお読みになっている方は富裕層の方が多いと思います。なぜなら私の分野である資産用ダイヤモンドなどというのは、そのような方でなければ必要な物ではないからです。
今年に入り、サザビーズやクリスティーズに代表される有名なオークションで日本円に換算して30億、40億円という希少ダイヤモンドが落札されました。いずれも至上最高の値段がつきました、そして11月には60億円以上の落札が予定されています。最初にオークションに出たときの恐らく5倍以上の価格でしょう。この様な超レアなダイヤモンドでなくても価格は上がる一方です。なぜならその希少価値は高まることはあれ、下がることは無いからです。そのことは過去からの価格変動を見れば一目瞭然としています。
希少性、携帯性、秘匿性、国際流通性、不変性(耐久性も含め)など、高品質あるいは希少性のあるファンシーカラーダイヤモンドはいまや、富裕層にとって欠かすことのできないポートフォリオの手段となっているのです。
私は、希少性のある資産としてふさわしいダイヤモンドの購入のコンサルティングと必要なサポートを行っています、非常に専門的で技術と知識そして経験とネットワークを必要とされる仕事でもあります。簡単にあるものではないからこそ、その価値が高いわけですから、当然のことなのですが。
このブログではこれからダイヤモンドのこと、それに関連する世界情勢など有益な情報を発信していこうと考えています。

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